2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

54 関電ハンター 5

「しかし何故ワシがこんな低俗な店にいなければならんのだ」 注文したものも届いて一息ついてから関電元社長が言う。 「低俗ってアンタ…そりゃ店にも客にも失礼だろう」 バトウが答える。 「関電にいた頃はこの私がこんな低俗な店に行くような事になるとは微…

54 関電ハンター 4

「んじゃ、お嬢さん、どこに行きたいんだ?」 車に乗ってからバトウは俺に言う。 って、え?俺? 「どういう事だ?ワシの護衛をするんだからワシが行く場所を決めるのが筋だろうが!」 清水はキレ気味に言う。 その間もバトウは小指で耳をほじほじしながら「…

54 関電ハンター 3

しかしそれにしても…。 もう100年以上も前に起きた事故の件で今だに関係者が殺されて続けてるのはどうなんだろう。それまでの間は住む場所を点々として逃げ回っている人をハンターが追い続けているって事なのかな。それと、さっき気になることが…。 「さっき…

54 関電ハンター 2

「ハンターについて説明の前に…まずは…そうだな、福井県について話しておこうか」 「福井県?」 俺は日本に存在する県名を全部言えと言われると出来ない系の人だからな。福井…福井…そんな県あったっけかな?福島、福岡っていうのは頭に浮かんでくるからある…

54 関電ハンター 1

本日は東京に来ています。 観光なら良かったんだけど、またミサカさんのお手伝いである…。 まぁ帰りに観光して帰ることにしましょう。ちなみに人に手伝ってくださいって言っておきながら本人は居ない。許せないね。いくら忙しいからって電話一本でここへ行け…

53 ダービー・ザ・ギャンブラー 4

ぶ…ぶただ。 なんにも揃ってない。 コーネリアの持ち札はぶただった…。 「は…ははは!私の勝ちだ!」 ダービーは小躍りして、オシッコでびしょびしょになったズボンからおしっこを周囲に飛ばしている。ポーカーは勝ったかもしんないけどもう人間的に負けてる…

53 ダービー・ザ・ギャンブラー 3

メイリンは不戦勝となった。 全裸で失禁済みのメイリンはゲーセンの店員たちによって外へと運びだされた。 その部屋にはメイリンの漏らした尿の臭いだけが残った。 そしてテーブルの間には俺が立たされている。 上はピンクのブラ、下はピンクの腰の部分は紐…

53 ダービー・ザ・ギャンブラー 2

一方のダービーはというと…。 「私はこのままでいい」 …。 どういう事だろ? ダービーは配られたカードを何一つ見ていない。自分でも何のカードが配られたか知らないのに、このままでいい?このままで勝てるって事?イカサマしているしか考えられないじゃん…

53 ダービー・ザ・ギャンブラー 1

結局「最後だから」とメイリンとコーネリアが全裸で土下座をやらかして、それを周囲の大勢の人が見ていて俺ももう「実は部外者です」って言えるタイミングを失ってしまって、最後は俺の服を賭ける事となった。ただ、その前にも一幕ありまして…。 二人が土下…

52 賢いお金の使い方 7

「何?何?なんで全裸なの?」 俺は思わず叫んだ。 目の前には偉そうに腕組みしたメイリンが「ふんッ」と鼻で俺を笑う。全然似合ってないし。全裸の女に鼻で笑われても悔しくないし。 その反対側には同じく全裸で顔を真っ赤にして 「ンンノォォォォゥゥ!」…

52 賢いお金の使い方 6

ルーレットゲーム2投目。 俺はどの数字にしようか色々と迷ったり他の人の顔色を見たり、それから玉を投げたりするゲーセンの人の動きを見たり、今の時間とかを見てみたりとかしてさんざん迷った挙句に3枚分ほど掛けて数字を決めた。 「あー、どうしよう、当…

52 賢いお金の使い方 5

放課後。 俺はメイリンとコーネリアを連れてお金を沢山使える場所である市内の「ゲームセンター」へと向った。 ギャンブルは俺が生まれた頃には個人では行う事を廃止され国営化された。各市町村でギャンブルが行える場所を設けてそこで色々な賭け事が行える…

52 賢いお金の使い方 4

昼。 「ちょっとキミカ…あの二人をなんとかしなさいよ」 「…あたし、あの二人の保護者じゃないし…」 ちなみに「あの二人」というのはメイリンとコーネリアに他ならない。二人は食堂では学生証だけで食事ができ、しかも食べ放題で少しでも高価な食事がない事…

52 賢いお金の使い方 3

色々とあって疲れたけどまだ学校は始まったばかりだ。 ケイスケが朝のホームルームの為に教室に入ってくる。 教室の中を見渡してからドアを締めて廊下に出て行く。 それから廊下で首を傾げるケイスケ。 再び教室のドアを開けて中を見渡し、またドアを締める…

52 賢いお金の使い方 2

メイリンは貰った100万で持ち物を金色に染めた。 メイリンでこのレベル。だとすると、俺が心配していたのはコーネリアのほうだ。奴は一体どういう金の使い方をするのか。アメリカ人って金持ちはどういうイメージなんだろう? 多分、金持ちのイメージがそれぞ…

52 賢いお金の使い方 1

メイドとしての報酬は学生が貰うには多すぎる量だった。 メイの叔父さんだから金持ちなんだ。 金持ちが与える報酬は多いとは思ってはいたけど、それでもあのメイリンが破壊したお皿の弁償などに当てるぐらいが関の山だと思っていた。けれども実際に貰ったの…

51 メイド・イン・ヘヴン 7

「おねぇさまぁぁァ!!」 メイが泣きながら走ってきてジャンプし俺に抱きつく。 「重い…てば」 「申し訳ございません、メイが、メイが悪いのですゥ…」 「いやいや」 「こんな危険な目に合わせてしまって…うぅ…一体どうすれば、あぁ、もうこれは身体で払うし…

51 メイド・イン・ヘヴン 6

さっき酢豚をお腹いっぱい食べたせいか俺達はぐっすりと眠っていた。毒が入ってはいてもそこは酢豚だ。強靭なドロイドバスターの肉体は毒をも糧にしているようだった。 俺は何故かコーネリアにコツンコツンと蹴られて起こされた。 「んん?まだ夜じゃんかよ……

51 メイド・イン・ヘヴン 5

部屋に戻った後も俺達は話続ける。 犯人が気になってしょうがない。 もし毒物が本物であったとしたら、こんな田舎の屋敷の中で殺人がひっそりと行われようとしている、という事になる。実は意外とそういう事は多いのかも知れない。誰も気付かないうちにそん…

51 メイド・イン・ヘヴン 4

キッチンの電気はつけてないが、メイリンが中華鍋でバンバン材料を宙に舞わせる際に放たれる炎でキッチンは明るくなっている。 凄い料理さばき。 刻んだ食材を鍋に突っ込んで、後は目分量で様々な調味料を突っ込んでいく。ただ、途中で色々と中華独自の食材…

51 メイド・イン・ヘヴン 3

夜。 夕食で俺達は食事をテーブルに並べる役目だった。 この屋敷にはメイド長とコック、それからメイドのアンドロイドが数体、そして屋敷の主人が一人いる。 その主人はどうやらメイの叔父にあたる人らしく、メイがここに来たときは親しく話していた。結構キ…

51 メイド・イン・ヘヴン 2

俺は今家具を磨いている。 正確には「俺達」である。 メイリンとコーネリアと俺の3名はセクシーメイド服の姿でメイの叔父の屋敷の掃除をしている。 これは一体誰が見ているのだろう?見られているからセクシーな格好をしているんだと信じたい。そうじゃなけ…

51 メイド・イン・ヘヴン 1

今俺はメイド服を着て大きなお屋敷で家具を拭いている。 正確には「俺達」である…。 このメイド服は海外の映画の中にあるような色気のない作業着のようなものとは違って女性のいや、訂正しよう、「女の子」のセクシーな部分を思いっきり露出するように作られ…

50 おフランスざまス 4

「それにしてもメイリン先輩はお酒がお強いですわね!」 顔を赤くしたメイがメイリンに向かってそう言う。 確かに飲んでるお酒は色が中国酒と同じという理由で選んだのがウイスキーであるし、それを水や氷やお湯で薄めるわけでもなく原液のまま飲んでも顔色…

50 おフランスざまス 3

ほぼ全員にメインディッシュの大きなお皿の真ん中に赤い肉が転がっている何かが届いた。 料理の名前はさっきこれを持ってきた人が行ったけどフランス語らしい変な発音だったので全然理解出来なかった。 ちなみにメイリンはフォークとナイフが使えないからと…

50 おフランスざまス 2

運ばれてくるお酒。 テーブルの上には様々な種類のお酒が並ぶ。 ナノカやユウカ、俺はシャンパンなどを注文した。コーネリアは「仕事ノ後ハビールガ最高デーッス!」などと言ってビールを注文(でもこういうお店でビールが出てくるとは思わなかった…)そこま…

50 おフランスざまス 1

本日はおフランス料理を食べに来ている。 メイの親父さんの会社はとても大きいらしくフランス料理のお店も南首都や俺達が住んでる街にもあったりする。 周囲が緑地に囲まれたスポーツ公園の片隅の日陰に存在してる洋風ないでたちのお店もメイの親族が経営し…

49 体育倉庫で二人っきりで… 6

気がつくと、俺は体育倉庫に居たはずなのに青空を見ていた。 とても綺麗な青空だった。 さっきまでなんか蒸し暑くて湿気の多い場所に居たような気がしたから、風通しがよくなってとても清々しい。夏が訪れる前の涼し気な風が吹いてるんだ。…いや、ここに青空…

49 体育倉庫で二人っきりで… 5

メイリンはまるで生まれたばかりの小鹿のようにブルブルと足を震わせて尿漏れの感覚に耐えている。 是非とも頑張って貰いたい。俺はスカートやらパンツやら太ももにしっこをかけて貰いたくない。というか自分のおしっこが掛かるだけでも軽くパニックなのに他…

49 体育倉庫で二人っきりで… 4

「うわぁ、このおっぱいを手で触りたい」 俺は目の前に垂れ下がっている餅々しいおっぱいを手で触りたい衝動にかられる。乳首は俺と同じく淡いピンク。水々しいおっぱい。そしてこの頃の独特の女の子の固いおっぱいというのではくて、男がもみやすい柔らかお…