2009-01-01から1年間の記事一覧

小説を更新しました。

今までの小説は以下のサイトに保管しています。 http://www.urban.ne.jp/home/function/

7 安らぎの世界

1 医者は電脳のマップを診ながら夏美の両親に病状を説明している。そもそも、夏美は自ら腕を切ったのだから、そこに電脳のマップが存在するのは奇妙な話だった。 「腕のほうの応急処置は終わりました。傷は深くて筋肉も傷つけていましたよ。娘さんはリストカ…

5 新しい人生

驚いた事に、雄輝が入院してから2週間という時間が過ぎていた。 つい先日病院へと搬送されてそして起きてみれば女の身体になっていたのだから、一晩眠っていたと思うのが普通である。もちろん、2週間近く意識がなかったという事を材料に仮設病院の医師達に文…

6 楽になりたい

1 ある日の朝。 夏美が登校してくると、彼女の靴を入れるロッカーだけが空いている。 「なんだろ?」 夏美が近づいてみてみると手紙が入っている。一瞬ラブレターなどを想像したが、夏美の高校は女子高だ。ラブレターという可能性はとても少ないとその想像を…

4 変化

一時的に病院とされた施設では収容された患者がパニック状態となっていた。 ある者は鏡で自分の姿を見て叫び、そして自らの叫び声を聞いてまた叫ぶ。ある者は医者へ事情を聞こうと攻め寄るも、何も情報が得られれずただイライラする。ある者は頭を抱えてただ…

5 狂い始めた歯車

1 風雅は今までの経緯をすべて話した。 この世界が存在しない仮想空間である事、この世界の住人は現実の世界から脳をネットを介してコンピュータへ接続しているという事、ネットから接続している間は生命維持装置で命を繋げているがその時間は限られている事…

3 平凡の終わり

上信越市から川沿いに険しい谷を進んでいくと川上村へと出る。核ミサイルで瓦礫の山と化した上信越市がまだ機能していた時代に、市のベッドタウンとして発展した村だ。また市の水源である白雲湖がある。戦後、上信越市にあった病院、学校、警察などの施設は…

2 核が落ちた日

5年ほど前のある日、学校から帰宅途中に陽が沈む山の辺りから、沈みかけた陽が昇ってきたかのように赤くなっていった。 「なんだあれ?」 友達とその赤を睨む。UFOかも知れないなどと話していると暫くして「コォォォォ」という波のような音が聞こえてきたの…

1

白黒のドキュメンタリー映像には不恰好な戦車や汚い服をきた兵士が映り、魚市場のマグロのように死体を並べている奇妙な状況も撮られていた。「これが戦争なんだ」とその映像は語っていた。不幸な時代から戦争へ突入し、高度経済成長を経て今の日本が出来た…

下書き保存で連載開始です!

パソコン壊してしまった教訓から学んだ事。 …やっぱりハードディスクは信用できない>< というわけで、はてなの下書き機能でどんどん更新かけていこうと思います♪そしてある程度書いたものが溜まったらサイトのほうを更新していきます。 今日はメインページ…

うぅ…パソコンが壊れてしまいました…;;

いつも小説を書いてるパソコン(ノートパソコン)が壊れてしまいました…。 本体は動くのですがハードディスクがダメになったみたいで、メーカーに修理をお願いしたら中のデータは助かりません…との事;;せっかく書いてた小説がやり直しに!!(怒 結局、こ…

第2部スタートしました♪

いよいよ第2部スタートしました^^ サイトのほうも見易い様に少し改良しました。 http://www.urban.ne.jp/home/function/ 今後とも宜しくお願い致します!

ようやく第1部完です!

永い…永かったです…。ようやく第1部完です! http://www.urban.ne.jp/home/function/ 小説更新しました。書き始めて何年目ですかね? もう思い出すことも難しいほど月日が経った気がします。というわけで、まだまだ続けていくつもりです。2部も既に書き始め…

小説書いたけどタイトル書くの忘れてました^^;

小説更新しました〜…。 http://www.urban.ne.jp/home/function/ 小説連載してるけど、名前を書くのを忘れていたのを最近気づきました^^;(気付くの遅いって?)タイトルについては色々と考えてはいたんですが、結局日本語名としました。 「エデンの王」で…

あけましておめでとうございます。

さっそくですが小説更新のお知らせです。 http://www.urban.ne.jp/home/function/ もう既に第2部へは突入しており、少しずつ書き綴っております。ですので、そろそろ…左のリンクをなんとかしないといけないかなぁ〜^^; 気持ち的に第1部は本当の始まりの話…