2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧
Coogleとは元々はネットのワード検索を行うサイトだった。 それが次第に大きくなってくるとワード検索以外にも地図や現在地、交通手段にはじまり天気やニュース、株などなど、とにかくCoogleを使う人達にCoogleが回答するというサイトへと進化した。 いつし…
俺の彼女こと柏木桐華に俺が凄まじい研究をしていることを話した。決してその動機が、MBA広げてるだけじゃカッコ悪いから『なんだかよくわかんないけれども見た感じは凄い事してる頭が良さそうな人』と周囲に思われたいからやってるだなんて部分は伏せて。 …
『ドヤリズム』…それは当初、一般人が購入することの出来ないような高価なデジモノを喫茶店などで広げて自慢する際の『ドヤ顔』から言葉が変化して表れた文化だった。 もちろん、この文化は今も相変わらずドザぇモン(Uindowsユーザ)達の間で広められてるし…
今日はタリーヌに来ています。 スタバがアメリカ・イギリス色濃いチェーン店喫茶だとするのなら、タリーヌはイタリア色濃いチェーン喫茶。そして日本独特の雰囲気として、女性が多いということ。しかも男と縁がなさそうな系の。 タリーヌはそうしたちょっと…
総理はマスコミと共に教室から忙しく出ていった。 付き添いの者が時間を知らせに来て話はそこで終わったのだ。 総理が出ていったのを確認してからにぃぁがメイリンに言う。まるでマスコミや総理が近くに居れば話せないような内容だと言わんばかり。 「ふふふ…
にぃぁは生徒に夢を語らせる為に指名はしていたが、それはランダムだった。後の話になるが、結局全員がスピーチしたわけじゃない。 コーネリアやマコトやソンヒは最後まで指名されることはなかった。が、ここにきてまさかのメイリンが指名された。 俺達にし…
にぃぁは職務を全うしていた。 総理が話し始めると、その話を静かに聞くようにクラスメート達に睨みを聞かせる…が、今までの総理とのやりとりで誰もその話を無視するようなものはいない。あの外国人であるメイリン、コーネリア、ソンヒの3人ですらも話に引き…
「総理!いくらなんでも酷すぎますよ!!」 さっき総理大臣になりたいと言った男子が、総理に言う。 「しかしこれが日本の総理大臣なのだ。紛れも無い事実だ。例えば『首相動静』というサイトがある。私がどこで何をしているのかをログとして見ることができ…
にぃぁはランダムにクラスメート達を立たせて将来の夢について発表させた。しかし、まともに答えれるものは殆どいなかった。 例えば普段から休み時間はカリカリとノートに美少女の顔を描いているアニオタな男子生徒が「将来の夢は漫画家とかイラストレーター…
さっきまで「にゃんにゃん」言ってたにぃぁが人語を話し、2足歩行をしている…というあまりの豹変ぶりに俺達はじっくり驚きたかったわけだが、それも許されずめまぐるしく状況が変わっていった。 既にマスコミのカメラマンやらアナウンサーやらスタッフその他…
教頭は言う。 「えぇ〜…大変な事になってしまったと言いに来たのですが、この教室のほうがさらに大変な事になってしまっていて、そもそも何が大変な事だったのかを一瞬忘れてしまいそうになりました…が、いま心拍数が落ち着いてきてようやく思い出せました」…
にぃぁが担任になってから朝と帰りのホームルームだけ気にしてればいいと、そう思っていた時期が俺にもありました…。 そもそもケイスケの場合はただパイプ椅子凹ませながら座って寝ていただけで何もしていなかったからクラス委員長であるユウカが居る限り問…
ケイスケが持病(糖尿)に倒れたその夜。 俺はあたかも保護者かのようにその旨を、まずケイスケの妹のナツコに伝えて、アンダルシア学園に伝えて、南軍(ミサトさん)に伝えた。 ミサトさんに伝えた際にはマダオも聞いており、「いつかはやると思っていた。…
ケイスケはそのまま病院へと運び込まれてしまった。 確実に意識は失っていた。 何が起きたのかわからず俺もマコトも不安顔で救急車についていくしかなかった。そして病院では緊急手術が行われ、何が起きたの聞かされる間もなく、手術室の前で待つことになっ…
「ちょっ…またガリだよ!!!」 俺は叫んだ。 それからケイスケのほうをキッと睨んで再び叫んだ。 「さっきから全然寿司が流れてこないよ!!」 そう、さっきからガリとワサビのパックしか流れてこないのだ。 原因はこのメンツを見れば言わずもがな全て分か…
タクシーで都内某所のチェーン系お寿司屋みたいなところに向かう途中。俺はヒロミがサインを欲しがっていたことをタエに伝える。 「は?マジで?面倒クセェなぁ…」 タエのこういう態度は俺からすると全然違和感ないのだけれど、非芸能人なマコトやAK47をよく…
AK47入りをめでたく果たした俺達ではあったけれども、それでも主要メンバー入りはさっきのデブ曰く「ちょっと待ってほしい」との事だった。 これにはゲイ…いやヒトミも同意している。 説明を聞くからには、AK47の主要メンバーというのは元々はAK47候補生に始…
AK47へ派遣社員を送るという我が893芸能事務所は薄汚れた雑居ビルの1室を借りてそこを事務所として使用していたから、ひょっとしたらAK47本拠地はビルを立てているのではないだろうかと若干期待はしていたが、オフィスビルの1フロアを丸ごと借りているレ…
都内某所。 ちなみに都内っていうのは首都山口ではなくて首都東京である…。東京と言えばアキバぐらいしか行ったことがない俺は都内某所は本当に都内某所としか理解できず、ビル群の谷間にある歴史が停まったかのような下町の一角に着ていた。 隣にはケイスケ…
普段からベッドの中は柔らかい毛布で包まれているから、そこに全裸で入れば気持ちいいじゃない?という考えで…さすがに全裸は同じ部屋にマコトがいるからマズイだろうと思って…パンツとブラだけで柔らかい毛布の中に入って寝ていた。 冷たい朝の気温の低下が…
その日は学校に行くのが億劫だった。 かと言って休むわけにもいかない…何故なら必ず最初はあるからだ。ここで言うところの最初っていうのはユウカの近くで『ドロイドバスター』と呼ばれているものに変身し、ユウカを助けて今から学校でその助けたユウカと会…
ケイスケ曰く、ドロイドバスターの正式名称はないらしい。 そもそもの始まりは大戦時に遡る。 戦車に代わる強力な局地戦兵器としてドロイド…つまりAI思考型ロボットが投入されたわけだけれども、あくまでドロイドは少し賢い兵器であって、やはりその兵器を使…
ケイスケ宅の家に到着した。 合鍵を使って侵入…いや、帰宅した。 そういえばユウカは屋上に置きっぱなしにしてしまったけれど大丈夫だったんだろうか?一応安全な場所に隠れておいてと言ったけど、明日の朝まで隠れていたらどうしようかな? 不本意ながらも…
頭の中に凄まじい爆音が響いて目が覚めた。 目を開くと飛び込んできたのはアニメのポスターだ。部屋中そこらかしこに貼ってあってそれだけでも十分異常だったが、窓ガラスが吹き飛んでてガラスが部屋中に散らばっている。まるで何かが部屋の中に割って飛び込…
「ぎゃぁぁああぁぁぁあああぁぁぁ!!」 アニメ声の悲鳴が響いた。 俺の悲鳴だった。 無意識のうちに俺は周囲の瓦礫やら生活用品やらをグラビティ・コントロールで吹き飛ばしていた。そして、俺が今どこにいるのかを確認する。 目の前には窓ガラス及び壁が…
今俺はビルから飛び降り自殺者のように落下している最中だった。 さっきのSM女王様が居ない側の窓を突き破って盛大にも自由落下している、というのはこちら側は先ほど軍の爆撃機が攻撃を食らわせてテロリストどもを黒焦げにし、敵は居ないという前提だし、そ…
俺はフロアの窓から一番離れた場所でうずくまっていた。 先ほど足の辺りに破片が飛んできたのだがいつの間にか傷が消えていた。この身体は人間以上に回復力が早いらしい…が、バリアーについてはまだまだ回復していない。 このまま再び戦車に突っ込めば次は確…
モールの側のビルの屋上に降り立った。 ユウカは気絶していたみたいだったけれど床に下ろすと目を覚まして俺を見る。一瞬、俺は正体がバレたんじゃないかってドキッとした。 鏡の前で俺自身で観察しても姿形はかなり異なってる。 目だって青く光ってて中心に…
俺は考えていた。 ついぞ同級生達と一緒に学校帰りに買い物をして、その時にテロや強盗団に遭遇して目の前で店員が殺される…その確率は宝くじに当たるのに比べるとどれぐらいなものなのか。それとも、これは山口が首都の一つに選ばれた事によって確変されて…
ブティックを出てからフードコートに行った。 さっきコーヒーを飲んだばっかりだったから俺は夕食前にもかかわらずちょっとお腹に貯まるものをとデミドリソース入りのナチョスみたいなものを注文して食べたり、ユウカはユウカでナノカの前では見せなかったパ…