2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「Boom!!」 コーネリアの声を合図に、盛大な花火、というより爆発が起きた。彼らレイパー達が乗っていたバンというかワゴンは木っ端微塵に大破して、彼らは一体何を相手に戦おうとしていたのかを再度理解しなければならない事態に到達した。 まず車を運転…
「今、携帯で仲間呼んだからな、逃げんなよ?わかってんだろうな?お前ら全員犯しまくってやるからな!」 …という随分と情けない事を言い始める。 もしかして…コーネリアがミサイルを放ったとか思ってないんじゃないのか?いや、普通女子高生がミサイル撃っ…
俺は普通の女子高生を演じている。 夜の帰り道、周囲の暗闇に気を使いながら逃げるように帰宅する女子高生の俺。その時、背後から静かに迫るエンジン音。 本当に来やがった! こいつらがレイパーか! (ガラー) これはワゴンのスライドドアが自動的に開くと…
風紀委員の女の子が男に乱暴された場所に到着した。 それは意外にも住宅地のど真ん中だった。 具体的にはレイプされた場所は商店街の中のガレージの一つらしいけど、ここでも破廉恥な事をされたらしい。 犯人達はたまたま通り過ぎた人間ではなく、ワゴンを運…
どうやらメイリンとコーネリアは暇らしい。 俺が誘ったら嫌がりもせずについてきやがった。くそぅ、嫌がるところを無理やり連れてきたかったのに。俺だけかよ、嫌がってるのは。っていうかコーネリアもメイリンもこういうちょっと変わったイベントが大好きみ…
「というわけで…。本校の生徒が狙われてしまった事も受けて、暗くなってからの下校などはしないように。生徒指導の先生方もそのあたりを厳しく徹底してください」 ん…。あれれ。俺寝てたのかな。 そう言えば昨日は夜遅くまでケイスケと深夜アニメを見てたっ…
プールの後でリムジンが向かったのは海沿いの喫茶店だった。 もともとヨットを停めて置くエリアの側にあってヨットを利用している人達が食事をしたり休憩したりする。俺も小さい頃に親父に連れてきてもらった。ヨットを持っているぐらいに裕福な家庭じゃない…
気がついたら俺とメイは滝壺近くの浅瀬に寝転がっていた。 どうやら滝壺に落ちた後はこの浅瀬まで運ばれるような流れになってるっぽい。それにしてもコレは洒落にならないぐらいにシビアな流れるプールだなぁ。 「メイ、大丈夫?」 俺の身体はメイの上に重な…
「おねぇさま!」 「はい」 「デートと言えば?」 「デートと言えば…」 「そうですの、水着とプールですの!」 というわけでは俺とメイは次にリムジンで向かった場所は温水プールが備え付けてある「健康パーク」っていう場所。 そこで俺はメイが用意していた…
「デートの最初は腹ごしらえ…ランチタイムですの!」 リムジンが到着したのは市内でも有名所なイタリアンレストラン。 「まさか媚薬がまた入っているわけじゃないよね…」 俺がジト目で睨むと、 「びびび、びび、媚薬なんてどこにもありませんわ!」 とか言い…
「そろそろ時間かな」 俺は着替えを終えて家を出た。 普段髪は下ろしてるけど今日はちょっとイメージを変えるために後ろをリボンで括って全体的に上げてみることにした。鏡の前で確認したら俺がドロイドバスターに変身した時みたいに髪が風に吹かれて流れる…
店を出た。 とてもスッキリとした気持ちで。 ちょうどお風呂に入って身体の汚れを落とした時に似てる。 もう繁華街は夜。ネオンの光が眩しい。でも秋の夜は涼しい風が身体を包み込んで乾燥させてくる。それもまた気持いい。 結局、俺はソープランドで豪遊す…
えっと、なんでこういう事になったんだっけ…。 誰か詳しい説明を、いや、納得のいく説明を。 俺は泡だらけになって初音ミンクの後からおっぱいを擦りつけてて、風香嬢というソープアンドロイドさんは初音ミンクの前からおっぱいを擦りつけてて、そして太もも…
風香嬢の柔らかい唇が俺の唇に当たる。 それから舌がそこをこじ開けて侵入してくる。歯の奥にある俺の舌を味見するようにペロペロと舐めてくる。出会って1分経たないうちにいきなりキスとはシチュエーションだけで昇天してしまいそう。 「ん、んん、んふー」…
って、あったよ、おい。 ほんの2駅分ぐらい歩いたら見つけちゃったよ。 繁華街で至るところにエッチな格好の女の子、いや、女のアンドロイドが店の前に立って客引きしている場所。ピンク系のネオンが夕日の中でだんだん目立ってくる場所。 俺は変身を解いて…
「貴様が望むものをやろう。何が望みだ?」 初音ミンクはそう言った。 「望むものって言っても…そりゃ貰えるなら貰いたいけどあいにく自分以外の人間も関わってるから」 「テレビ局の関係者云々の話か?」 「そうそう。っていうか、その初音ミンクのアンドロ…
広島のミニハバラに到着した俺は早速広島風お好み焼き屋へ。 お好み焼きには代表的なもので広島風と大阪風があり、具をごちゃまぜにした巨大なたこ焼きっぽいのが大阪風、そして丁寧に具を層で分けて積み重ねたものが広島風。俺が好きなのはこの広島風お好み…
テレビ局からやってきた男のほうはディレクターの石蕗賢治、女のほうはシナリオライター?って言ってたっけかな、江本綾乃と名乗った。 二人は図々しくもどかどかと上がりこんで居間でaiPadではなくギャラクソーっていうaiPadのライバル会社が作ってるホログ…
慌ただしかった文化祭も終わって平凡な、そして落ち着いた日々が訪れる。学校も通常運用って感じで4分の3が帰宅部員な俺も通常運用で早々に帰宅した。 すると玄関先にスーツ姿の男女の姿がある。 どうやら、たまたま先に帰宅していたナツコと話をしていたら…
いよいよオークションのクライマックスとなった。 最後の景品は俺自身…というと変ですね。キミカ嬢とのデート権です。ただしさっきも司会が解説していたけども、アンダルシア学園の伝統にならってデート権が貰えるのは女子生徒のみ。男子生徒や女子であって…
「…はい、では3点目、いってみましょう…(疲」 さて、残りの2点は既に決めてあるよ。 俺は上着のブレサーを脱いで、ブラウスのボタンをポチポチと外し始め、るところで、 「ちょっ、脱ぐんですか?脱ぐんですか?」 司会が俺の行為を止めに入ってくる。 「脱…
「オークションは全品で5点です。それにはみなさんお馴染みのキミカさんとのデート券も含まれています。ただし、デート可能なのは女子生徒だけです!それと、この5点のどれか一つでもゲットした人は他の4点はゲット出来ませんのでご了承ください」 司会が説…
ようやく審査が終わった。 俺の出した結論は結構、審査員達を賑わせたみたいだ。 模範解答は(後で聞いた話だと)ケイスケの行いを許すという許しの心を示すかどうか。ただ、俺の出した結論は許す許さないの話ではなく、残った人間の命を天秤に掛けてなるべ…
いよいよ次が俺の番か…。 セットは山小屋っぽい。四方を薄い木の板で囲まれた(と言ってもセットだから観客のほうは開いてる)小屋だった。BGMには風の音が聞こえる。そして俺と女の子が3人、後は何故かケイスケが居る。全員身体を冬用のジャンバーで包んで…
やっぱりトリを飾るのは俺だったようだ。 次は無事に(なぜか)ミス・アンダルシアの決勝戦へと生き残ったコーネリアさんのばんだった。 相変わらずさっきからお酒が抜けきれていないコーネリアは顔を真っ赤にした状態で、普段のアンダルシア学園の制服を着…
司会者の背後では忙しく舞台セットが変えられていく。今まではバーという設定だったけど、がらっと変わって横断歩道の設定になっている。 司会が説明する。 「どんなに美しくても、どんなに強くても、どんなに賢くても、心が美しくなければ全てが色褪せてし…
俺はバーのドアを開けた。 そこに見えてくるのは俺を照らす照明とその背後に沢山見えてる生徒、ご来賓の方々、他校の人達。そんなのに見守られながらバーのセットで社交性があるかどうかの検証をするわけだよ、これは緊張する以外の何者でもない…。 俺は黒の…
メイリンに引き続いてはコーネリアだ。 俺が今は点数がトップだから評価は最後らしい。 くそ…なんてこった。 まぁそれはいいや。 黒のドレスに身を包んだコーネリアがバーに入ってk え? 俺がバーの客なら…いや、店員でもいい…今のコーネリアのような人間を…
ここまでで中間採点が行われた。 人気投票結果が点数に与える影響は一番大きくて、ついでさっきからやってるクイズとか武術勝負とかの点数が加算される。俺やメイリンなどは人気投票の結果がズバ抜けてるので他の結果がそれほどでもない状態でも次の決勝戦に…
司会の女の子が俺とメイリンの間に入り、 「では、一発でも身体・頭部に当たったら負けです。試合k」 司会の女の子の試合開始の『か』が言い終わるか言い終わらないかその前に俺とメイリンは戦闘態勢に入った。 俺は得意の居合斬りで、踏み込んだ太ももに体…