51 メイド・イン・ヘヴン 2

俺は今家具を磨いている。
正確には「俺達」である。
メイリンとコーネリアと俺の3名はセクシーメイド服の姿でメイの叔父の屋敷の掃除をしている。
これは一体誰が見ているのだろう?見られているからセクシーな格好をしているんだと信じたい。そうじゃなければバカみたいじゃん。
…そう、例えるのならパーティーに招待されてオメカシして向かってみれば、実はパーティ会場の掃除の為に呼ばれただけだったりして、着替えるものもなくそのオメカシした格好で掃除をしているような、そういう雰囲気が漂っている。少なくとも俺の周囲には。
メイリンは「これ、持って帰っていいか?高そう」とか言ってる。
本当に相変わらずメイリンメイリンだ。何かの店に行った時も高そうなものがあったら店員に向かって「これ、持って帰っていいか?」って聞いてまわるのだろうか。
俺とコーネリアが声を揃えて「「ダメ」」と一言。
それに続いてコーネリアが、「ヘイ!メイリーン!メイリーンガ変態ナセイデ私達ガココニイルノデス!」
というもメイリンは「フンッ」と鼻で一喝。
「ユーアンダースタンド?」
再度聞き返すコーネリア。
これから掃除をするので髪が邪魔なのか、メイリンは変身した時と同じ様に髪留めを使って髪型をポニーテールにしながら言う。
「私、変態じゃない。まず、そこが違う」
「でた、でました。本日で最も『いやいやいや違うでしょ』ワード」
とすかさず俺がツッこむ。
「やるのかお尻かじり虫!」
メイリンは矛を引っ張り出すと構えるので俺もブレードを引っ張り出してそれに応戦。と、そこで、
「なにやってるの!あなた達!!」
うわ〜…うるさいおばさんキタコレ。
うるさいおばさんこと、メイド長。執事と並んで屋敷の管理を任されている権力者である。今俺達はこのババアの下で働いているわけだ。だから、俺とメイリンは素早く武器をしまう。
「真面目に働きなさい!」と一喝して部屋の扉を締めるメイド長。
ヌゥゥ…。
再び俺達は仕事へと戻るが…。
「ヘイ…。メイリーン…」
小声でメイリンを呼び出すコーネリア。
「何だ?」
「セッカクダカラ『メイドサンゴッコ』シマショウ!」
メイリンは興奮気味に顔を赤くしてから、鼻息を荒くして、
メイドさんゴッコ?なんだ?卑猥な響きだ!」
「Hehehe…」
俺も作業の手を止めて二人の様子を見る。
コーネリアはメイリンを家具の前に導いて、そこで両手をつかせる。これはもうバックの姿勢だ。立ちバックだ。もうそれだけで卑猥だ。そしてメイリンのスカートを捲り上げてパンツまるみえ状態で尻を突き出すよう指示する。メイリンの柔らかい尻を手で優しく撫でるコーネリア。なんだかドキドキしてくるな。
それからコーネリアはメイリンのお尻を「パチン」と平手で叩く。
「はッあッ!」
パチン。
「はッ…あん!」
パチン。
「な、何をする!」
パチン。
叩きながらコーネリアは
メイリーン…違ウデショ?何ヲスルノデスゴ主人様ァ…デス」
パチン。
「あ!何をするのです、ご主人様ぁ…」
おおおい。
「Hehehe…濡レテ来マシタネ…」
「や、やめてください」
日本語としてはちょっと発音が変だけどメイリンは確実に何かのビデオやエロゲのシーンを模倣している。
「Ouch!Ahhhh!!中ガ暖カクテ気持チイイデース!」
コーネリアも自らのスカートを捲り上げて、まるでそこに男性の性器があるかのようにメイリンの太ももに向かって「パンパンパン!」と腰を振る。するとメイリンのパンツから汁が垂れてきて、糸を引いて、それがコーネリアの太ももとの間に糸のカーテンが出来ていく。
「Ahhhhhhhhh!!!サイコウデーッス!!」
俺は屈んでメイリンとコーネリアに近づいて二人の間の「架空の接合部」に顔を近づけてじっと見つめる。その俺の顔にメイリンの愛液が散ってくる。なんてエロイんだ!
「あ!あ!キミカ…見ないで…」
メイリン。これも台詞なのか!エロイ!
もう我慢できない。
俺はコーネリアの背後に行くと、今度はコーネリアのスカートを引っ張り上げて白くていい形のお尻に向かって「パンパンパン!」と自らの腰をぶつけてみる。
「ヘイヘイヘイ!!Wait!WaWaWait!」
「え?何ぃ?」
「私ガゴ主人様ノ設定デーッス!」
「あぁ、そうなの…」
「Ahhhhhhh!!!」
それでコーネリアは果てたらしい。
「ソレデハ交代デーッス…」
「よーっし!!おじさん頑張っちゃうぞー!」
俺はコーネリアの手にパンとタッチすると、それを交代の合図として、今度は俺がメイリンの腰に自らの腰をくっつけて「パンパンパン!」と腰をぶつける。暖かいメイリンの愛液が俺のパンツとメイリンの間に糸を引いてすんごいいやらしい。これ放送できるんですかね?フヒヒッ
「よ、よし、おじさん愛液がどんな味か舐めてみちゃうぞー!」
と、俺は屈んでメイリンのパンツを脱がす。
そこには俺と同じく毛の生えてないアレでピンクの綺麗なアレで、それが目の前に飛び込んできて、そこから愛液がダラダラと…。これはパンにつけて食べるはちみつみたいなものですか?フヒヒッ
そのエッチな穴にエッチな舌を突っ込もうとした時、
「なにやってるの!あなた達!!」
うわ〜…うるさいおばさんキタコレ。
俺は素早く直立に立て直して、メイリンはその場に崩れた。そのレイプされてました的な顔やめてくださいよメイリンさん…。
「真面目に働きなさい!」と一喝して部屋の扉を締めるメイド長。
ヌゥゥ…。