49 体育倉庫で二人っきりで… 6

気がつくと、俺は体育倉庫に居たはずなのに青空を見ていた。
とても綺麗な青空だった。
さっきまでなんか蒸し暑くて湿気の多い場所に居たような気がしたから、風通しがよくなってとても清々しい。夏が訪れる前の涼し気な風が吹いてるんだ。…いや、ここに青空は無かったはずだ…だって、さっきまでここには沢山の機材が置いてあって…それで、
っておい!体育倉庫が爆風で吹っ飛んでるじゃんか!!
メイリンの身体が俺の上に乗ったまま。動かない。
メイリン、無事?」
もしかして爆風でヤバい事になってるんじゃないか?
俺は本気で心配した。
「あ…あぁ…」
「おい!しっかりして!!」
そして、俺はメイリンの肩を掴むとそれを揺らしてしまった。
やべ…。
「あああああ…」
じょわー。
重要な設定を忘れてしまっていた。
メイリンはおしっこ我慢中だった…。
何か温かいものが俺のパンツの上に広がっていって凄く気持ちいい。温かいな…。
おしっこって…。
…。
…。
…。
…。
「うわああああああああ!!!」
俺はメイリンを弾き飛ばすとすぐさまパンツ及びスカート及び太ももについてるメイリンのしっこを払い落とそうとしたけどやっぱり無理だ。手におしっこがついてさらにパニックになる俺。
「ヘイ!キミカ!!Calm Down!!」
「うわああああああああ!!!!!」
爆発を聞きつけた生徒や教師も集まってくる。
「うわああああああああ!!!!!!!!」
瓦礫の中にはパニック状態の俺と、放心状態のメイリンがいる。
ちなみにそこで尿道内に残ったおしっこの残り汁を出して太ももが愛液とおしっこまみれになっていた…。もうやだ…。メイリンはお漏らしした状態を周囲に見られた事がマゾの逆鱗に触れたのか、それだけで昇天して身体をビクンビクンと異様な感じで痙攣させて涎を垂らして、
「あぁ…気持ち、いい…」
と言ってる。
「ぷちん」
ここから先は俺の頭のほうが「ぷちん」という音と共にキレたみたいで何が起きたのか覚えてないんだけど、後で聞いた話ではグラビティコントロールで側に落ちてた縄を操ってメイリンをサカサハリツケにしたらしい。それから近くに落ちてた廃材でその身体をバコバコと叩いていたらしい。調子に乗ったコーネリアも俺を真似て叩いたので先生4人がかりで俺とコーネリアを取り押さえて落ち着かせたという事だった。