茂みを越えた先には小高い丘がある。見下ろす先には雄輝達が一度は運ばれてきた病院と思わしき施設があった。 君津は双眼鏡を青葉に手渡して言う。 「例の病気騒ぎがある1ヶ月以上前からあの建物は既にあそこにあったんだ。もう完成間近だったよ」 「偶然だ…
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