91 ガード・ユア・アヌス 8

もう登下校の時刻になっているのかもしれない。
他の生徒達は俺達と違って普通の人間。普通の人間はお尻の穴からCHOCOLATEが出るような仕様にはなってないわけであって、外も安心して歩けるし、下校の時間ともなれば帰宅部の俺が羨むほどにスイスイとなんら障害もなく家路につける。
俺達は普通の人間とは違っていた。
薄暗くなりつつある体育倉庫の床の上に4人は腰を下ろし、目の前には俺が家庭科の時間に作ったフィギュアみたいな造形の素晴らしいチョコが、広げたハンカチの上に置いてあった。
「ヘェェェーイイイ!!」
今日何度目になるだろうか、コーネリアのHeyが聞こえた。
「何デコウ、オ尻ノ穴ニ入リニクイ形ナンデスカァァ?!」
「お尻の穴に入れる事を想定して作るわけないじゃん!!」
「ドウヤッテコレヲ!(フィギュアみたいなチョコを手に取って、コーネリア自らのお尻の穴に入れようとする)Ouch!!アヌスニ入レルノデスカァァァァ!?!コレハ腕カラ入レタライイノデスカァァァァ?!(フィギュアの腕の部分から入れようとするも、入るわけがない)ファァァァァァーッック!」
マコトはそのフィギュアを手にとって、
「お尻に入りやすい形に出来たらいいんだけど…」
と言う。
お尻に入りやすい形…か。
削ってみるか。
「ちょっと貸して。刀で削ってみるよ」
俺は宙にそのフィギュアの形をしたチョコレートを投げて、ブレードを引っ張り出して(0.00001)綺麗に削りとって(0.00234)ブレードをしまった(0.00001)
ゴトン、と改めて削った元フィギュアのチョコレートが転がる。そしてその新たな造形美を成しているチョコレート(作:キミカ)をコーネリアが手にとって、ガタガタと震えながら叫んだ。
「PENIS!!」
「え、だってお尻に入れやすい形って言うから」
「PENISハANALニ入レルモノジャアリマセーーーン!!」
「き、キミカちゃん…こ、これぐらいのサイズのが好きなの…」
マコトは絶望を全面に顔に押し出している…おいおいおい!俺は別にそれぐらいのサイズが好きとかそういうのじゃないから!たまたまちょうどいいサイズがそれなだけだから!!
って、マコトなにしてんねん!なんで自分の股間にチンコ(チョコレート)くっつけてんねん!
「ボクが男の子のだった時のペニスのサイズより遥かに大きいヨォォォ!!黒人サイズだヨォォォォ!!!(涙」
な、泣くなよ…。
「デ…コレヲ誰ノオ尻ニ入レルノデスカ…?」
と、コーネリアが言うとマコトは素早く手放した。チョコの形をしたペニスを。あ、間違った、ペニスの形をしたチョコを。たぶん、それ持ってた人が入れる事になったらヤバいからだと思う。
「言イダシッペノマコトガ入レルベキデーッス!」
「ぼ、ボクは既ににぃぁにお尻の穴掘られたから!もうコレ以上処女膜傷ついたら死んでしまうよぉぉ!!(涙」
処女膜ってアンタ…。
「まだにぃぁに掘られて無い人が入れたらいいんじゃないの?」
と俺はメイリンのほうをみr、っておい!既にスタンバイ状態かよ!既に壁に手をついたメイリンはチャイナドレスの裾をめくってお尻を突き出して、早く後ろから入れてくださいのポーズとってんのかよ!どんだけ掘られる気満々なんだよ!
「入れる前に、濡らしてくれ…」
と顔を赤らめながら、っておーい!!お尻の穴から愛液垂らす人とかいねーし!腸液垂らす人ならいるかもしれないけど。
「Hey!マコトガ言イダシッペダカラ、マコトガコノPENIS(チョコレート)ヲ濡ラスベキデース!」
「濡らしてって言われても…」
マコトが動揺している。
コーネリアがお手本を見せる。
「コウヤッテ(ペニスを手にとって)ペロペロ(舐めたり口に含むような仕草をして)スレバイイノデーッス!」
ご、ごくり…。
俺の視線はエロオヤジと化してボーイッシュで可愛らしい女の子(マコト)の次のモーションを見つめていた。女の子がペニスの造形があるものを舐めるなんて滅多に間近で見られないから…フヒヒ。
マコトはペニスを、いや、チョコレートを手にとって、その先っちょのほうをペロペロと舐めて、次に根本のほうをペロペロと舐めて…うわぁぁぁ…!そんなに舐められたら…俺は…あぁぁ、ダメだ、爆発してしまうよぉぉぉぉ!!!そして、そして…うわぁぁぁぁぁぁ!!!美少女が、美少女のマコトが、俺のペニスを口の中に、…そのまま奥のほうまで、喉の奥まで一気にペニスを入れてそのまま失神した。
そうだった…俺のチョコは微量でも食べたら失神するんだった。
「(ちゅぽ)」
コーネリアがマコトの口からマコトのヨダレでベトベトになったペニス…いや、チョコレート…いや、この際ペニスでいいや。そっちのほうがなんだかモノローグ的に興奮するし。ペニスを引っこ抜いて顔を真っ赤にして待ち構えているメイリンの背後に迫る。
「キミカ(小声で)」
「んん?!」
「手伝ッテクダサーイ」
「手伝うって言っても」
「フフフ…メイリンノオ尻ノ穴ヲ緩クスルタメニ…」
えっと…。
えーっっと…。
俺はメイリンに近づいて…。
とりあえずメイリンの太ももに軽くキスをした。
「あぁ…ん…」
メイリンが喘ぐ。
コーネリアは興奮しながらメイリンのお尻を手で撫で回す。
俺は俺で、太ももから腰、脇と舌を沿わせていく。チャイナドレスは太ももが全開するタイプのもので、そして腰や脇にも隙間はある。布の繋ぎ目には肌が見えるからそこに舌を沿わせていくのだ。その舌はいよいよメイリンのおっぱいに到達。俺やコーネリアなどを凌ぐ巨乳ではある。D…いや、E…ぐらいはあるかもしれない。チャイナドレスの中で窮屈そうにしているおっぱいをドレスの上からもみしごく。そういえば…このドレスってノーブラ仕様だったっけ…。改めて考えるとイヤラシイドレスを考えたものだよなぁ、中国人って。マッサージをしていると乳首がツンツンに立っているのがわかった。
「Hey!サンドイッチデーッス!!キミカ!メイリンノ下ニ入ッテクダサーイ!!男子ノ憧レデアル3Pバック突キヤルノデーッス!」
それはサンドイッチって言うのか…?
とにかく、俺はメイリンの下に入る。するとさっきまで立ちバック姿勢だったメイリンはゆっくりと俺の上に降りてくる。
俺が下、その上にメイリンが重なってくる。たぶん、この後、コーネリアがバックからメイリンを突くわけだな…。
「えと、これ、どうやって…」
と俺はチャイナドレスのおっぱいの部分をどうやって外すのか戸惑っていると、メイリンは甘い声で「こう、外す」と言う。甘い息が俺の顔にかかってきてエロい…そしてシャンプーの香りが漂う。
やばい、興奮してきた。
俺には黒髪の美少女が覆いかぶさってきて目の前でおっぱいをあらわにする様子にしか見えない。もうちゅちゅちゅちゅちゅ、と俺はその白い巨乳をちゅちゅちゅ吸った。吸って吸って吸いまくった。ミルクでてこないかなぁァァァァヘァ…。
「はぁぁぁぁあああ!!」
メイリンが喘ぎまくる。
その時だった。
「うッ…」
メイリンが今までで一番エロい声を出した。うめき声だったけど、すっごいエロい…。これは男に後ろから突かれている時の声だ…あわわわ、俺の中のネトラレ属性が…反応してしまう。
「HAHAHAHAHA!!イイシマリデーッス!」
と背後からコーネリアの声が。あわわわわ…メイリンの処女膜がコーネリアによって貫通させられてしまったのか…(後ろの)
激しく突かれながらもメイリンは俺の唇を求めてきた。しかたない、俺はなんら抵抗するまでもなく、メイリンに唇を奪われた。ポタポタと汗が俺の頬や肩にかかる。しかも今度はメイリンは俺の戦闘服も脱がしにかかってきて、そこでも無防備にしていると俺のおっぱいを揉みしごいてきた。温かい手のひらの中で形を変えるおっぱい。
「んんん…あは…」
ゆっさゆっさとメイリンの身体がコーネリアに突かれて動かされると同時に俺の身体もそれに釣られて動く。おっぱいの揉み方が、もうちょっと童貞っぽくないのがいいな、と俺はメイリンの手を取って乳首を中心に攻めてくれるようにせがんだ。
目の前で美少女(俺)がそうせがむのだ。メイリンは一層興奮を増して俺に指示されたとおりに、指を乳首にこすりつけるようにする。すると、俺の股のほうではポタポタと温かいものが太ももや股間に降ってくるのがわかった…メイリンの愛液が…フヒヒ。
「Oh…Cute…キミカ、戦闘服ノパンティーハ、黒デスネー…」
動きが止まったと思ったらコーネリアが俺のパンティーをいじっているぞおい、何やってんねん!
「Oh…My…。キミカノ黒ノパンティーニ染ミガ出来テマーッス…コノ可愛ラシイオマンコガ見タイデース…」
「いやいやいや、もう関係ないじゃん、目的逸れてるよ」
なんかコーネリアが俺のパンティーずらしてツンツンとクリトリスを指でつついてるんだけど、あああああはぁぁぁぁぁぁーん…!!しかもなんだか舌の感触が…お尻の穴じゃなくて真ん中の穴にペロペロと…あわわわわわわ…。
ドゥゥゥゥゥゥーーーーーン!!
爆音。
メイリンが身体を起き上がらせて宙を翻る。そして着地と同時に矛を引っ張り出して構える。
俺もグラビティコントロールで宙を翻って着地。
爆音の主?
夕焼けの光が白銀の髪と黒い巫女さん風・黒の戦闘服を照らしている。赤い夕焼けの光の中に光る青の目の光…。
決まってる…にぃぁが体育倉庫の防壁を破壊して突入してきたのだ。俺達の前には既に3尾に増えているドロイドバスター変身後の状態のにぃぁがそこにいたのだった。