40 劇団水泳部のトップスター 2

女子部員達の協力の元、更衣室でナノカ変身が行われていた。
面白そうなので俺も見に行く。
背格好が同じぐらいの男子から借りた制服を着て(もちろん、胸に何かを巻いておっぱいを無くす事など不要で)シャツをそのまま上に着て、ネクタイを締め、ズボンを履いて、髪を巻いてリボンで締めて、それを帽子で隠す。男ナノカの完成である。
ナノカは鏡の前でキリリと口を結んで格好良く見せる。
「おぉぉ…我ながらカッコイイじゃん」
などと言っているナノカ。
「うわ、凄い…」「え、ちょっ、なにこれ本当にカッコイイじゃん!」「やばい、抱かれたい」「実は女だなんてわかんない。わかりたくない…」「もうナノカは男でいいよ」
「ふっ…ボクの魅力に女子は股ぐらをびしょびしょにするのさ」
うわ…卑猥…。
男ナノカはすすーっと俺の側まで来て、
「おーっと、美少女発見…どう?ボクとセックスしない?」
うわぁ…。
男ナノカは俺の着ていたブラウスを素早く脱がして背後に周り、後ろから顔を近づけていつもみたく(っていつもやってるのかよ!!っていうツッコミは無しで)耳たぶを軽く甘噛みしながら「ボクのすぃーとはにぃ」と言う。そのままナノカの手はスク水内に侵入し、俺のおっぱいを揉み揉みする。もう片方の手はスク水の上から俺の股間をスリスリ…。
なんか俺も変な感覚になってくる…。
ナノカは女でナノカは今は男で、美男子で、美男子があたしの耳たぶを…胸を…あそこを…あぁ、あーん…。
「はぁ…はぁ…」
「ほら、言ってごらん、キミカっt…じゃなかった、キミカ」
「え?い、言うって何を…?」
「ボクのが欲しいって」
「ボクのが欲しい」
「いや、そうじゃなくて」
「ナノカのが欲しいの…」
「ふふ…いやらしい子だ」
ナノカは俺に壁側を向くように手で指示して、俺の手を壁につかせて、そのまま後ろから俺のお尻に自分の股間部分を打ち付けるようにする。あぁ、なんだか変な気分。犯されてる…あたし、犯されてるよぉぉぉ!!
「うわ、凄い…エロイ…」「え、ちょっ、なにやってんのよ…」「やばい、あたしも抱かれたい」「実は女だなんて誰にもわからないよね。っていうか私はわかりたくない…」「もうナノカは男でいいよ」
「あ、やば、冗談で男のフリしたらあたしも感じて来た」
とボーイッシュな顔で「てへへ」と言うナノカ。
俺は力なく床にへたりこむと、指を噛んで「もう…ナノカのエッチ…人が見てるのにぃ」ととりあえずノってあげた。